三喜屋珈琲 5つのこだわり
3.焙煎へのこだわり
厳選した生豆が持っている特徴を最大限に引き出す焙煎は、その日の気温、湿度、生豆の状態などの様々な条件により、微妙な調節が必要であり、熟練の技と経験に裏打ちされた職人のノウハウが発揮されます。商品ごとにコンセプトを持ち、味わいを引き出すために一つひとつの工程を徹底的に研究し、それぞれの豆に合った焙煎方法、焙煎度合を見つけ出し、コーヒービーンズとコミュニケーションを交わしながら、最高の仕上がりへと導いていきます。
熱風焙煎
完全自動化された大型焙煎機により、安定した味を実現します。バーナーの持つ熱量(エネルギー)が高く、高温の熱風を送ることが可能であることからムラ無く短時間で焼き上げることができます。
ドラムの接触熱の影響がないのでコーヒー本来のデリケートな風味を醸し出す事に優れています。
石焼焙煎
セラミック網の上に特殊な鉱石をのせて焙煎します。焙煎技師が丹念に時間をかけて煎ることにより、石が持つミネラル分がアクセントを加え、味と風味が一段と醸しだされたコーヒーに仕上がります。
直火焙煎
生豆に直接炎を当てるため、火加減の調整に繊細さが求められ、煎りムラを抑えるため、豆の色、ハゼ音、そして温度や時間で瞬時に見極める判断力が必要とされます。技術や手間、時間はかかりますが、コーヒーが持っている個性を十分に引き出すことができます。
炭焼焙煎
炭焼焙煎は炎をコントロールする職人技が命です。炭焼の際に発せられる遠赤外線効果もあり、独特のコクのある芳ばしいコーヒーに仕上がります。
竹炭焙煎
三喜屋珈琲が他社に先駆け使用した、優れた熱源です。豆に伝わる熱の原理は炭焼焙煎と同じですが、竹炭は備長炭に比べ、火力や遠赤効果が緩やかなため、焙煎にかかる時間は長くなります。
そのため、コーヒー豆の表面に比べ、内部がソフトなローストに仕上がります。
煎り上がったコーヒーは沸き立つ香りに炭焼の芳ばしさを持ち、口にふくむと、非常に柔らかく上品な味わいが楽しめます。